プレスリリース

朝日新聞社、TOKIUMインボイスとTOKIUMアシスタントを導入決定、年間6万件の請求書処理を大幅に効率化へ

株式会社TOKIUM(本社:東京都中央区、代表取締役:黒﨑 賢一、以下 TOKIUM)は、「朝日新聞」の発行をはじめ、多様な事業を展開する株式会社朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:角田 克、以下 朝日新聞社)が、請求書受領クラウド『TOKIUMインボイス』およびBPOサービス『TOKIUMアシスタント』の導入を決定したことをお知らせいたします。

■導入の背景

朝日新聞社では、全社的なワークフローシステムの新規導入プロジェクトを進める中で、各部署の担当者が多くの時間を費やしていた請求書の処理業務が課題でした。特に、多岐にわたる形式で届く請求書の内容を手入力する「起票作業」と、その後の「社内回覧」は、全社的な生産性向上のための課題として認識されていました。同社はこれらの業務を見直し、従業員がより付加価値の高いコア業務に集中できる環境を構築するため、請求書処理プロセスの効率化を検討していました。

■TOKIUMの選定理由

TOKIUMが選定された理由は、AI-OCRと専門オペレーターによる正確なデータ化に加え、『TOKIUMアシスタント』が提供する付加価値の高いサービスにある点です。TOKIUMは、OCRだけでは特定が難しい各企業独自の請求書の記載内容も、アシスタントが過去の取引実績や文脈から「費用負担部署」や「勘定科目」「商品名」などを判別し、データ化します。この柔軟性が、システム導入後も担当者の負担を最小限に抑え、スムーズな業務移行を実現する上で最適であると評価されました。

■導入により期待される効果

  1. 請求書処理業務の効率化
    請求書の受領からデータ化、仕訳起票までの一連のプロセスをTOKIUMが代行することで、従業員が請求書処理に費やしていた時間を90%削減することが期待されます。
  2. 仕訳精度の向上と内部統制の強化
    これまで担当者の判断に委ねられる部分があった仕訳プロセスを、事前に合意したルールに基づきTOKIUMが処理することで、仕訳精度の向上が見込まれます。これにより、業務プロセスの可視化と統制強化への貢献が期待されます。
  3. 従業員のコア業務へのシフト
    請求書処理という定型業務から解放されることで、従業員が本来注力すべき企画・分析といった、より付加価値の高い業務へシフトできる環境を整備し、全社的な生産性向上に貢献することを目指します。

■株式会社朝日新聞社 財務部 祖父江 開斗氏からのコメント

全社的なシステムを導入するにあたり、経理部門が果たすべき役割は、単にプロセスのデジタル化を進めるだけでなく、申請部門の従業員一人ひとりの負担をいかに軽減し、会社全体の生産性を向上させるかにあると考えています。TOKIUMのサービスは、請求書の受領代行、データ化に留まらず、アシスタントが過去実績等をもとに仕訳までサポートしてくれるため、申請部門が本来の業務に集中できる環境を実現できると期待しています。この取り組みを通じて、経理部門がより戦略的な役割を担うための第一歩としたいと考えています。

■株式会社朝日新聞社について

会社名:株式会社朝日新聞社
代表者:代表取締役社長CEO 角田 克
所在地:東京都中央区築地5丁目3-2
創刊:1879年1月25日
事業内容:「朝日新聞」の発行をはじめとしたデジタルメディアや文化事業
URL: https://www.asahi.com/corporate/

■株式会社TOKIUMについて

設立:2012年6月26日
代表取締役:黒﨑賢一
所在地:東京都中央区銀座6丁目18-2 野村不動産銀座ビル12階
資本金:100百万円
事業内容:経費精算・請求書管理などの経理AIエージェントの提供
URL:https://corp.tokium.jp/