株式会社BearTailが提供している、家計簿アプリサービス「最も入力が簡単な無料家計簿・資産管理アプリ[ドクターウォレット]」について「しろくまnet」にてご掲載いただきました。
最も入力の簡単な家計簿アプリを。BearTailさんが無駄な時間を減らし、人生をより豊かにする!
くまみです。
今回は、最も入力の簡単な家計簿アプリ「Dr.Wallet」を運営するBearTailさんを取材します。
Bearと聞いただけで、親近感を抱きます。
BearTailさんについて、代表取締役社長 黒崎賢一さんにお話お伺いします。
起業の経緯を教えて下さい。
2006年からフリーランスとして雑誌やWEBで5年以上ライターをしていまして、雑誌不況の波がリーマンショック後にきて、僕が所属していた編集部もネットにシフトしてきました。そのタイミングで、WEB媒体を立ち上げることになり、システム開発は僕に任せられたんです。そこから勉強をしてシステム開発を覚えていったのですが、ITサービスをたくさん見てきたこともありますし、実際作ってみたら自分でもできるのではないかと思ってきて。Gmailみたいに一生使われるようなプロダクトを作りたいと思うようになったんです。
その想いが高ぶって、2012年に創業しました。
Dr.Walletの特徴と強みを教えて下さい。
Dr.Walletはレシートを撮って送るだけで、入力オペレータが代わりに人力で入力作業を行い、仕分けを自動的に行った上でお返しする無料のクラウド家計簿です。ジャンルを自動カテゴライズしてグラフ化するので、利用状況が一目瞭然。見やすさ、使いやすさを追求した家計簿アプリです。
家計簿はなかなか続かないんですよね。続かない1番の理由が入力の負荷です。
なので、入力をとにかく、日本で1番簡単にしようと考えました。それが、Dr.Walletが圧倒的に優れているところです。その入力の手間を減らしている方法が2つありまして、1つ目は口座連携。1,000以上の金融機関と連携して、利用明細、預金残高を自動的に定期的に取得することで全自動で家計簿ができあがるようになっています。
2つ目が、レシートの人力代行入力機能。レシートをスマホアプリで撮って送信すると自動的にデータ化してくれます。資産管理と現金管理をワンストップでできるサービスです。
レシートの人力代行機能でいうと、裏側に在宅のオペレーターを1,000人以上採用して、待機してもらっています。クラウドソーシングを裏側で使っています。レシート自動読み込みのアプリは色々ありますが、どれも機械式のアプリなので認識精度が悪く誤字が多いため、打ちづらいスマホ画面で入力しなおさなければならなんですよ。結局、手間になってしまう。機械には限界があり、その機械の限界を超えるために人力を取り入れ、満足するクオリティをユーザー体験として返そうという考えです。入力精度は、99.98%を実現しています。
また、1枚のレシートは分割されて別々のオペレーターにより処理されるので、匿名性、安全性が高いシステムを構築しています。
成功の秘訣を教えて下さい。
コンセプトの段階で人力だということを前面に出した結果、メディアさんにも注目をしていただき、多くのメディアで取り上げていただきました。加えて、入力が簡単、使いやすいということで使っていただいたユーザーさんのクチコミで広まったというのは良かったところだと思います。
あとは、サービス開発において数字をとにかく見ています。プロダクトでいうと継続率ですね。家計簿をはじめて1週間後、3ヶ月後に何人のユーザーさんが継続して使ってくれているのか。3ヶ月間使ってくれたユーザーさんは、4ヶ月経っても使ってくれているのか等、継続的に分析しています。真摯にユーザーさんが使いやすいもの開発し続けているというのも成功の秘訣かと思います。
サービスが世の中に浸透することで、どのような社会創りたいとお考えですか?
「無駄な時間を省き、豊かな時間を作る。北極星のように社会の道標となろう。」をビジョンとして掲げています。Dr.Walletが普及すると、無駄な時間がなくなると思うんですよね。家計簿は紙の家計簿だと月で105分かかっていたと言われていますが、それがDr.Walletを使うことで毎月5分に減らすことができます。その中で、Dr.Walletを使うと、お金の問題点に気付くことができるかもしれませんし、貯まったお金を何に使うか考えることもできるのではないかと思います。
お金は、人生の意思決定するものだという考えでして、お金の使い方でその人の人生も変わります。例えば、着ている服で印象も変わりますよね。
Dr.Walletを多くの人に使ってもらうことで、その人の重要な意思決定に関わり、より多くの人に豊かな時間を作っていただきたいと思います。
将来の夢と目標を教えて下さい。
会社としては、ミッション・ビジョンの実現になるかなと思うのですが、僕たちのサービスを多くの人に使ってもらい、個人のお金に関するサービス分野でトップになるというのが、やはり1番の夢ですね。
インターネットサービスは、トップ以外は生き残ることが難しいと思います。メディアならオピニオンが色々あっていいと思いますが、特に、ツールはどれも似たような機能を提供すると思っているので、とにかくトップを目指して生き残ることが目標です。
個人的には。僕、毎月1kgずつ太ってきまして…あと。頭部も気になってきたので、2015年の目標は増毛と減量です(笑)。
オフィスを移転されたばかりだと思いますが、今回のオフィスのコンセプトはありますか?
秋葉原であるというところは重視しましたね。エンジニアの会社にしたいので、エンジニアのメッカである秋葉原にしたいという気持ちがありました。
あとは、これまで筑波にいて、今での筑波から通うアルバイトの子たちもいるので、通勤が便利なように秋葉原にしたというのもあります。
BearTailさんを取材して。
まだ、平均年齢も23、4と若くてとにかく頑張っている会社!
オフィスを東京に移して、ますますサービスも加速しそうですね。
BearTailさんが気になる方はコチラ。